過去の合格者からのアドバイス

日本茶インストラクター認定試験の受験動機は人それぞれですが、「日本茶インストラクター資格の取得」という目標はみんな同じです。
受験し、合格した皆さんは、「資格取得」という目標に向けて、さまざまな工夫や努力を、楽しみながら積み重ねています。ぜひ、受験の際の参考にしてください。

大学生の時に何気なく飲んだ日本茶がとてもおいしく感じ、これを日本の偉大な資産(文化)として世界に広めるとともに、ビジネスとして成立させたいと思い、もっと深い知識をつけるために受験しました。資格を取得することを目標とせず、資格取得を通して得た知識や技術を使って何をするかを考えるとモチベーションが上がると思います。少なからず自分が興味をもって受けるのだから、最後までやりきってほしいです。

大学の卒業論文テーマが京都宇治でした。その時、茶摘みイベントや淹れ方教室に参加し、日本茶に魅かれ、より深い知識を身に付けたいと思い、受験しました。初めはテキストが難しく感じるかもしれませんが、私も知識ゼロからのスタートでした。勉強していくうちに楽しくなってきますので、毎日コツコツ取り組み、たくさんのお茶に触れてみてください。

仕事柄、呈茶をすることも多く、見様見真似でやっていましたが、もっとお茶の魅力を十分に伝えたいと思い、一念発起して受験しました。一から学習したことで自信をもって説明できるようになりました。動機は違っても日本茶の魅力を伝えたいという思いは同じだと思います。そんな思いを持った方々との出会いや時間の共有はきっと素晴らしいものになると思います。

茶道に出会い、町のお茶屋さんと親しく話すようになり受験を勧められました。勉強を始めるまでは、抹茶以外のお茶はさほど好きでもなく、急須で淹れたお茶のおいしさも知らず、焙じ茶と番茶の区別もわからない素人でしたが、そんな私でも楽しい、おいしいと感じられるお茶のことを皆さんに伝えていければと思います。ぜひ、くじけずに学び続けましょう!