日本茶専門店 茶肆 道盅庵
10:00~20:00
愛知県東海市
日本茶専門喫茶店
50~100年後に文化伝統を後世に伝える手段として“茶”と“茶を媒介とした周辺”を選び、関わるべく「喫茶」を啓蒙する場を希求し不徳ながら弊店を立ち上げました。暖簾を掲げ爾後20年余。準備15年程を加えても僅か35年余ですが常に視点は業界の埒外から精察して参りました。 本来、煮沸不要の清水に手間を掛け“熱湯”にして、茶を飲む用に造作された器(茶碗)でない“湯呑み”を使い、元来は茶道具でもない“急須”を火に掛けて煎じる漢方薬の“煎茶”でもなく、茶葉に内包された精髄(エキス)を嗜む“喫茶”を体現すべく舌で味わう為でもなく、詰まった“喉を流す”手段としても、確かにひとつの方法ではあるものの、時には“一滴”の茶を「これだけしか」ではなく「こんなにも」と捉え方を転換すれば、「5分しか無い」が、いつの間にか「5分も有る」へ変わり、時間が時空へと飛び、自らを見つめ直す“喫茶”の思考に変わり周りに優しくなれると信じます。 以下は開業前後の考案した一部です。 ・『日本茶専門店』の呼称を造語 ・品種別に比較可能な場所の提供 ・“絞り淹し”の復活 ・“平たい急須”の特性と効果を周知 等 上記は過去の報道・出版時に使用の一部を転用しています。