当協会に寄せられたご質問と、回答を掲載しております。
このほか、ご不明な点がありましたら、お問い合わせください。
1.資格について
- 日本茶アドバイザーと日本茶インストラクターの違いはなんですか?
- 日本茶アドバイザーは日本茶全般についての初級レベルの知識を有する者、日本茶インストラクターは日本茶全般について中級レベルの知識及び技能を有する者です。 日本茶インストラクターはより専門性が高く、茶に関する幅広い知識が求められます。
- 資格取得後は、どのような活動ができますか?
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日本茶インストラクター協会では、原則的に個人の仕事は斡旋していませんが、資格取得後は次のような場面で活動されています。
〈日本茶アドバイザーの主な活動事例〉
- 日本茶カフェや販売店で消費者への助言
- 日本茶教室でのアシスタント
- 茶関連イベントでの案内役
〈日本茶インストラクターの主な活動事例〉
- 日本茶教室の開催
- 日本茶カフェプロデュース
- 学校・カルチャースクール等講師
- どんな人が資格を取得していますか?
- 「日本茶アドバイザー 過去の受験データ」」「日本茶インストラクター 過去の受験データ」をご覧ください。
- 日本茶インストラクターを目指しています。まず、日本茶アドバイザーを取得しなければなりませんか?
- 日本茶アドバイザーから日本茶インストラクターへのステップ式ではありませんので、日本茶アドバイザーの資格がなくても、日本茶インストラクターの資格は取得できます。 日本茶インストラクターを目指している方は、日本茶インストラクター通信講座を受講されることをお勧めいたします。日本茶インストラクター通信講座は、日本茶アドバイザー通信講座の内容を含んでいますので、修了後、申請により日本茶アドバイザー資格が取得できます。
- この資格の認定団体は?
- 平成19年からNPO法人日本茶インストラクター協会が認定しています。はじまりは日本茶の全国団体組織を統括する、社団法人日本茶業中央会(当時)が制定した「日本茶インストラクター等認定制度」(平成11年度発足)に基づきます。
- 資格取得後、就職などの斡旋はありますか?
- 当協会では、個人的な仕事の斡旋は行っていません。 本資格制度は、茶業関係各所はもとより、広く社会への認知が高まりつつありますので、資格取得者を求める団体・企業も年々増えています。 各団体・企業から、当協会へ資格取得者の求人要請もあり、求人ページで案内していますので、ぜひご覧ください。
- 資格認定には期限がありますか?
- ありません。
- 日本茶インストラクター協会に入会しないと資格認定されないのですか?
- 入会は認定の必要条件ではありません。認定者は、任意でNPO法人日本茶インストラクター協会に入会ができます。入会後は有資格者同士での情報交換や交流もできますので、よろしければご検討ください。
- 日本茶インストラクター協会に入会するにはどうしたらいいですか? 資格がないと入会できませんか?
- 資格認定者をはじめ、当協会の活動趣旨に賛同いただいた方であれば、どなたでもご入会いただけます。(※資格認定者には、認定時に入会書類をお送りします) 会員は、会員証・バッヂの発行や資質向上のために開催される研修会に参加できるなど、さまざまな会員特典を受けることができます。 くわしくはこちらをご覧ください。
2.認定試験について
- 試験の合格率はどのくらいですか?
- 日本茶アドバイザー試験は70〜80%、日本茶インストラクター試験は最終的な合格率がおよそ35%程度です。
- 合格後の流れを教えてください。
- 合格後は4月1日付けで正式に日本茶アドバイザー・日本茶インストラクターに認定されます。また、認定者は任意でNPO法人日本茶インストラクター協会に入会ができます。
- 試験は年に何回ありますか?
- 試験は年1回実施しています。毎年、日本茶アドバイザー試験は11月、日本茶インストラクター試験は11月(1次試験)と2月(2次試験)頃の予定です。
- 受験料・受験資格について教えてください。
- 日本茶アドバイザー認定試験の一般受験料は16,500円(税込)です。日本茶アドバイザー講座受講者が受験する場合の受験料は11,000円(税込)です。受験資格は満18歳以上で指定のWEB講習を受講していることが必要です。(WEB講習の参加は翌年まで有効です。)
なお、詳細は毎年7月初旬頃決定し、ホームページでもご案内します。
日本茶インストラクター認定試験の受験料は22,000円(税込)で、満20歳以上であればどなたでも受験できます。
日本茶アドバイザー通信講座・日本茶インストラクター通信講座を受講せず、独学で勉強される方でも受験できます。 - 受験地はどこが選べますか?
- 全国7会場(札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島)の設置を予定していますが、受験者数によっては変更の場合もあります。詳細は申込時の受験要項でご確認ください。
- 受験対策の勉強はどのような方法がありますか?
- 日本茶インストラクター協会では、受験対策の通信講座を毎年4月から開講しています。本講座は、短期間で効率良く学習できるようにプログラムされ、資格の種類にあわせて日本茶アドバイザー通信講座・日本茶インストラクター通信講座の2講座設置しています。 詳細は通信講座のご案内をご覧ください。 また、独学で勉強される場合は、一般の書店で試験分野に対応する書籍(『茶の栽培』等専門書)をお求めいただくか、図書館等にて閲覧していただくようになります。 (通信教育のテキストのみの販売は行っておりません)
- 日本茶インストラクター1次試験に合格し、2次試験に通らなかったらどうなりますか?
- 1次試験に合格された場合には、次年度以降は2次試験のみ受験することができます。 その場合の受験料(1次免除受験料)は11,000円(税込)となります。
- (日本茶インストラクター)2次試験の対策はどのような方法がありますか?
- 日本茶インストラクターの有志が主催となり、「直前勉強会」を毎年1月中旬頃に開催しています。2次試験を想定し、試験に一番近いスタイルで勉強ができますので、できるだけ参加されることをお勧めします。ご案内は2次試験受験者全員に案内します。 日本茶インストラクター通信講座の受講者は、教材の一部となっている茶鑑定セットや映像教材でも事前に学習していただけます。
3.通信教育について
- 本年度の認定試験を受けるためには、いつまでに通信教育を始めたらよいですか?
- 学習のスピードには個人差がありますが、平均的に日本茶インストラクター通信講座で4〜6ヵ月、日本茶アドバイザー通信講座で2〜3ヵ月かかります。このため、およそ7月頃には講座を受講されることをお勧めいたします。
- 通信教育を受けるにあたって、どの程度の学力が必要ですか?
- 高校卒業程度の学力を有する方でしたら、学習していただける内容です。
- 通信教育を修了しないと、認定試験を受験することはできないのですか?
- 通信教育の受講は認定試験の受験条件ではありません。 日本茶インストラクター認定試験は20歳以上、日本茶アドバイザー認定試験は18歳以上の方でしたら、どなたでも受験することができます。なお認定試験に関しての詳細は、毎年7月初旬頃発表される受験要項をご覧ください。
- 日本茶アドバイザー通信講座と日本茶インストラクター通信講座の違いは?
- 日本茶アドバイザー通信講座は、日本茶の基礎を習得したい方にお勧めです。 日本茶インストラクター通信講座は系統的かつ総合的に日本茶について学び、日本茶のプロを目指す方に適した講座です。