活動レポート

協会編

日本茶AWARD2015
TOKYO TEA PARTYを開催しました

消費者と生産者をつなげる革新的な審査会

2015年11月27日(金)〜30日(月)、渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区)にて日本茶AWARD2015「TOKYO TEA PARTY」を開催しました。
会場では、日本茶インストラクター・日本茶アドバイザーが、それぞれの役割を分担し、活躍しました。お茶を淹れ、お出しするだけでなく、受付から販売、バックヤードまで、さまざまな職業や経験を持つ日本茶インストラクター・日本茶アドバイザーならではの手際よい準備・進行の甲斐もあり、4日間で440人もの一般消費者の方にご参加いただくことができました。

多くの来場者で賑わうTokyoTeaParty会場 多くの来場者で賑わうTokyoTeaParty会場

消費者によるテイスティングの結果、全国から応募された343点のお茶のなかから、日本茶大賞は京都府の舞妓の茶本舗・田宮正康さんの「玉露・匠」、特別賞うまいお茶部門は静岡県の農事組合法人山喜製茶組合さんの「掛川の深蒸し茶「さえみどり」(深蒸し煎茶)」、特別賞香りの茶部門は宮崎県の甲斐雅也さんの「神々の里 高千穂発 「新香味釜炒り茶」Part2(発酵茶)」に決定しました。
会場では、出品者自らがお茶を紹介するサロンや、多彩なゲストによる対談と講演、出品茶を使った本格的な茶歌舞伎など、日本茶の世界をより深く知っていただくためのワークショップや、出品茶の販売も行われました。
直接、消費者の方とやりとりすることで、日本茶インストラクター・日本茶アドバイザーにとってもよい経験となりました。

343点集まった出品茶のディスプレイ343点集まった出品茶のディスプレイ

2016年の日本茶AWARD「TOKYO TEA PARTY」は12月上旬ごろの開催を予定しています。

日本茶AWARDとは?

日本茶AWARDは、新たな時代に適応した価値あるお茶の発掘と創造を通じ、日本茶のもつ幅広い魅力を世界に伝えることを目的として、2014年から開催されています。
従来のお茶の品評会は、茶業関係者だけで一般の方が参加する機会はほとんどありません。日本茶AWARDでは、より広く、茶業関係者だけでなく、一般の消費者の目線でお茶を選んでいただきます。事前に専門家によって選ばれた20点のお茶を、一般の消費者の方々に実際にテイスティングしていただき、「日本茶大賞」を決める、消費者参加型の審査会です。

日本茶AWARDホームページ