仕事活用
日本茶アドバイザー(第16期)
藤井健司さん (有)藤総製陶所 代表取締役
美味しいお茶を淹れたい! その気持ちを仕事にも反映
日本茶アドバイザーの藤井健司さんは、三重県四日市市で四代続く陶磁器の窯元を営んでいます。藤井さんが日本茶アドバイザーになったきっかけは、自分で淹れたお茶が美味しくなかったからとのこと。美味しくお茶を淹れる方法を調べているうちに日本茶インストラクター協会の存在を知ることになりました。
■道具ひとつで美味しさが変わる 奥深いお茶と茶器の世界
藤井さんは、日本茶アドバイザーになる以前は、どんな急須や茶碗でも、お茶の美味しさにはほとんど影響することはないだろうと思っていました。それは作陶にも反映されていましたが、日本茶の知識を習得したことで、そういった考えは吹き飛んだそうです。道具一つでお茶の美味しさが全く変わることもあると、それまでの考え方を反省したほど。
今では、日本茶アドバイザーとしてのお茶の知識を常に意識しながら、急須などの作陶に活かしてモノづくりを行っています。
茶葉や水、茶器など、どれもお茶を美味しく愉しむには大切ですが、藤井さんは「一に茶葉、二に水、三に道具としての茶器」だと考えています。
日本茶アドバイザーとして、窯元として、道具としての茶器の分野で、皆さんに美味しいお茶を愉しんでいただけるよう、毎日作陶に励んでいます。
(有)藤総製陶所
三重県四日市市八田1丁目7-22